人間の安全保障基金によるセネガルにおけるリプロダクティブ・ヘルス支援について
平成15年1月22日
- わが国政府および国連は、1月22日(水)国連人口基金(UNFPA)がセネガルにおいて実施する「コミュニティを基礎としたリプロダクティブ・ヘルス、家族計画サービス」プロジェクトに対し、人間の安全保障基金を通じ、70万9,779.18ドルの支援を行うことを決定した。
- このプロジェクトは、セネガルのタンバクンダ地域圏とコルダ地域圏において、良好なリプロダクティブ・ヘルス(生と生殖に対する健康)環境を確保することを目的に、リプロダクティブ・ヘルス、家族計画に関する教育、保健設備の整備、保健サービス向上のための関係者の研修などの活動を実施するものである。
- このプロジェクトの実施により、住民がリプロダクティブ・ヘルスについての知識を得るとともに、より良い保健サービスを受けられるようになることが期待される。
(参考)
人間の安全保障基金は、1999年3月にわが国が国連に設置した信託基金であり、わが国は現在までに総額約189億円を拠出している。これまでも、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取組む国連関係国際機関の多くのプロジェクトを支援してきている。
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国際社会協力部 国連行政課 |
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