「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産一覧表への記載推薦について
平成15年1月16日
- わが国政府は、1月16日(木)、「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づく「世界遺産一覧表」への記載物件の推薦について、文化遺産として「紀伊山地の霊場と参詣道」を推薦することを決定した。
推薦資産の内容:
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霊場「吉野・大峯」
吉野山、吉野水分神社、金峯神社、金峯山寺、吉水神社、大峰山寺 |
(2) |
霊場「熊野三山」
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、青岸渡寺、那智大滝、那智原始林、補陀洛山寺 |
(3) |
霊場「高野山」
丹生都比売神社、金剛峯寺、慈尊院、丹生官省符神社 |
(4) |
参詣道
大峯奥駈道(玉置神社を含む)、熊野参詣道<中辺路(熊野川を含む)・小辺路・大辺路・伊勢路(七里御浜、花の窟を含む)>、高野山町石道 |
- わが国は今回の決定を受け、世界遺産条約により設置された世界遺産センターに対し、2月1日までに推薦書類を提出する。その後、専門的見地からの審査を経て、来年6月開催予定の第28回世界遺産委員会会議において「世界遺産一覧表」への記載の可否が決定される予定である。
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