人間の安全保障基金によるインドネシアにおけるリプロダクティブ・ヘルス支援について
平成14年12月27日
- わが国政府および国連は、12月27日(金)国連人口基金(UNFPA)がインドネシアにおいて実施する「緊急状況下におけるリプロダクティブ・ヘルス支援」プロジェクトに対し、人間の安全保障基金を通じ、135万5,061.82ドルの支援を行うことを決定した。
- このプロジェクトは、アチェをはじめ6地域の国内避難民女性を対象に、精神的および身体的に良好なリプロダクティブ・ヘルス(生と生殖に対する健康)環境を確保することを目的に、出産環境の整備、性的暴力の防止と管理、避妊具の提供、HIVおよび性感染症の防止に関連する活動を実施するものである。
- このプロジェクトの実施により、プロジェクト実施地域における国内避難民女性のリプロダクティブ・ヘルスの状態が改善されることが期待される。
(参考)
人間の安全保障基金は、1999年3月にわが国が国連に設置した信託基金であり、現在までに総額約189億円を拠出している。これまでも、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取組む国連関係国際機関の多くのプロジェクトを支援してきている。
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国際社会協力部 国連行政課 |
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