「国連持続可能な開発のための教育の10年」に関する決議案の国連総会における採択について
平成14年12月24日
- 日本時間12月21日(ニューヨーク時間12月20日)、第57回国連総会本会議において、わが国が提案した「国連持続可能な開発のための教育の10年」に関する決議案が採択された。
- この提案は、わが国の働きかけにより、先進国と途上国の双方を含む46ヵ国が共同提案国となったもので、決議案は第2委員会での採択後、本会議で満場一致で採択された。本会議における採択をもって一連の決議案の採択手続きは完了した。
- 今後は、決議案の中において本件の主たる役割を担う国際機関(リード・エージェンシー)に指名されたユネスコが中心となり、「国連持続可能な開発のための教育の10年」の内容について、各国政府、関係国際機関、NGO(非政府組織)等との間で議論が行われ、詳細を確定の上、明年の国連総会において議論されることとなる。
- わが国政府としては、提案国として、国際社会において「持続可能な開発のための教育」を積極的に推進するために、ユネスコと緊密に連絡を取りつつ、引き続きイニシアチブを発揮していく考えである。
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国際社会協力部 地球環境課 |
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