国連軍縮フェローシップ計画参加者の来日について
平成14年10月3日
- 国連軍縮フェローシップ計画参加者29名(インドネシア、ケニア等の中堅外交官等)は、10月3日(木)から12日(土)まで、わが国の招聘により来日する。
- 一行は滞在中、外務省においてわが国の軍備管理・軍縮政策について説明を受けるほか、広島、長崎等を訪問し、原爆資料館の視察や被爆者との懇談会等を行う予定である。
- 今回の来日を通じて、本件計画参加者がわが国への関心を深め、将来わが国との交流を促進する役割を果たすことが期待されるとともに、参加者により修得された知識、経験が、帰国後それぞれの国における軍縮・不拡散の政策立案に役立てられることが期待される。
(参考) |
国連軍縮フェローシップ計画は、特に開発途上国における軍縮専門家を育成するために、1978年の第1回国連軍縮特別総会において設置が決定された。1979年以来国連およびジュネーブ軍縮会議における研修、関係国への訪問等の形で毎年実施されてきている。わが国は、1982年の第2回国連軍縮特別総会における鈴木総理演説において本計画参加者の広島および長崎招待の提案を行い、翌83年以降毎年25名前後の中堅外交官等が訪日しており、本年は20年目にあたる。 |
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