人間の安全保障基金によるキルギス北部における医療サービス発展計画支援について
平成14年8月28日
- わが国政府および国連は、8月28日(木)国連人口基金(UNFPA)が実施する「キルギス北部における医療サービス発展計画」プロジェクトに対し、人間の安全保障基金を通じ、51万3,340ドルの支援を行うことを決定した。
- このプロジェクトは、キルギス北部においてコミュニティの保健医療サービスを強化し、成人および思春期の男女のリプロダクティブ・ヘルス(生と生殖に対する健康)の状況を改善することを目標に、HIV/AIDSおよび性感染症の予防に関する啓蒙活動を実施するものである。
- このプロジェクトの実施により、キルギス北部におけるHIV/AIDSおよび性感染症の罹患率が減少し、健康状況全体が改善されることが期待される。
(参考)
人間の安全保障基金は、1999年3月にわが国が国連に設置した信託基金であり、現在までに総額約189億円を拠出している。これまでも、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取組む国連関係国際機関の多くのプロジェクトを支援してきている。
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国際社会協力部 国連行政課 |
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