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官房長会見記録(平成15年11月)


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・ 官房長臨時記者会見記録(11月30日付)
 ・ イラクにおける邦人被害の可能性




官房長臨時記者会見記録(平成15年11月30日(日)06:15~ 於:芝会見室)

・ イラクにおける邦人被害の可能性

(官房長)官房長の北島です。それから中東局長の堂道でございます。29日23時頃(日本時時)、イラク時間では夕方の17時頃ですけれども、イラクのティクリット付近において日本人2名が殺害され、運転手が重症を負ったという情報が日本時間の30日0時40分頃、CPA経由で在イラク日本国大使館に通報されました。襲撃された車両は、CPAによれば、レバノン登録の黒のランドクルーザーの軽防弾車であったということでございます。現在、上村公使を始め、在イラク大使館がCPAとともに調査及び事実関係を確認中でございますけれども、状況等の確認には、なお時間を要するもの見込みでございます。本件を受けまして、外務省本省におきまして、30日午前2時に緊急対策本部を立ち上げました。さらに、川口外務大臣から総理及び官房長官に対しまして、これまでの状況を報告済みでございます。本日中にも、田中政務官を始めとして、外務省関係各局より、現地に関係者を派遣するということを考えております。以上です。

(問)車に乗られていた方は、まだ特定できていないのですか。

(官房長)現在状況について確認中ということでございますが、ご家族との関係もございますので現時点で名前を申し上げることは控えさせていただきます。

(問)ということは特定はできているのですか。

(官房長)はい。

(問)特定されている2人の所在はつかめているんのですか。

(官房長)先程申し上げた通りの連絡がイラクからありまして、現在状況等の確認を急いでいるということでございます。

(問)二人の方の所属は大使館の方なんですか。

(官房長)それも含めて今状況の確認に努めているということで、ご理解をいただきたいと思います

(問)大使館の方か民間の方かの違いも含めて、その点だけお願いできませんか。

(官房長)大使館の関係者がこのタイミングで、ティクリット付近にいた模様ということはございます。

(問)行かれていた用件は何ですか。

(官房長)ティクリットでNGOを含めまして、北イラクだと思いますが、復興支援の関係の会議が予定されていまして、それへの出席を予定がございました。

(問)それはいつからいつまでの会議だったのですか。

(官房長)承知しておりません。

(問)確認ですが、情報は重傷を負ったというところまでですか。

(官房長)いえ、入ってきた情報は日本人二名が殺害され、運転手が重傷を負った。

(問)運転手は現地の方ですか。

(官房長)現地というか地域の人です。この人は意識不明ということのようです。

(問)殺害の状況というのは。

(官房長)入ってません。今確認中ということでございます。

(問)運転手を含め3人の方は現地のどこにいらっしゃるのですか。

(官房長)ティクリットの病院のようです。

(問)市内の病院ですか。

(官房長)はい。

(問)車は大使館の車ということではないのですか。

(官房長)先ほど申し上げた車ですが、CPAによればレバノン登録の黒のランドクルーザーの軽防弾車であるという情報がもたらされている訳ですけれども、そういうことであれば館員2名が乗っていた日本大使館館用車である可能性があるということです。

(問)軽防弾車というのは、どのような防弾を施しているのですか。

(官房長)軽防弾車は車体の底の方については対応措置が必ずしもできていない、しかし上の方については防弾措置を施しているということです。

(問)その車はどうなったと連絡入っていますか。

(官房長)この車については襲撃されたということで、今までの情報を総合すると、地域の住人が中の3名を地域の病院に搬送したとのことのようです。私どもの車の状況について、上村を通じて確認しましたところ、先ほど程官房長が申し上げたとおりの特徴について分かったとうことでございまして、そういう観点から大使館館員関係者もあり得るということで、さらに調査をしているということです。

(問)1台単独で行動していたのですか。

(官房長)その点も含めて確認中ですが、現在のところ単独行動であると思います。

(問)銃撃の可能性が高いのですか。

(官房長)この件については更に調査をする必要がございます。第一報が入った時点では既に暗くなっていたということがございまして、二次災害の恐れもございますし、その点まだ完全に調査ができているという状況にはございません。更に調査をする必要があるということです。

(問)現時点で、テロか物盗りなのかという点については。

(官房長)その点も分かりません。但し、一点いわゆる対戦車砲ですとか、そのようなもので狙われたのではないであろうと、使用された武器については小火器であった可能性が強いという報告は受けております。

(問)一応防弾はされていたのですよね。

(官房長)その点も、どうしてそういう事になったかも含めて、必ずしもよく分かっていません。

(問)車体以外の部分について、ガラスにも防弾加工が施されているのですか。

(官房長)通常はそのように理解しております。

(問)日本人2人というのは2人とも男性ですか。

(官房長)男性です。日本人であるという点については、最終的にきちんと確認する必要があるということです。

(問)現場はもちろん道路ですよね、車で走っている時ですよね。

(官房長)ティクリッドから10キロから15キロ離れた地点というのみでございまして、道路走行中だと推定されますが、詳しいことは分かりません。

(問)方角でいうとどちらに、10キロから15キロ離れているんですか。

(官房長)南方です。

(問)確認の方法は、夜が明けてから、ティクリッドの病院の方に大使館の方が行くということでしょうか。

(官房長)既にいろいろな形で確認するよう手段を尽くしております。今後どうするかについては米軍とも協議をして早急に決定したいというところで、まだ協議中であります。

(問)そのレバノン大使館の軽防弾車は、いつレバノンを出られたのでしょうか。

(官房長)レバノン大使館ではなく、レバノン登録ということです。

(問)その車は、いつレバノンを出られたのでしょうか。

(官房長)この車が館用車であれば所在については把握はしていますが、そうであるかについても今確認中です。

(問)レバノンの登録の車というのは、普段はどこで活動されているのですか。

(官房長)日本大使館の館用車の中に、レバノン登録の黒のランドクルーザーの防弾車もあるということです。

(問)今の時点でどういったものに襲撃されたかという情報はありませんでしょうか。

(官房長)一切ありません。

(問)川口大臣、もしくは総理、官房長官の方から、どういった指示が現段階でございますでしょうか。

(官房長)大臣からは緊急対策本部を立ち上げるようにということと、もちろん状況の把握に努めること、それから政務官を派遣すること等々についても指示がありました。

(問)現地は混乱している状況にはないのでしょうか。

(官房長)現地の治安情勢をお尋ねだと思いますが、イラクの治安情勢ということであれば全般として予断を許さない状態が続いており、私達ども治安の確保が当面の重要課題と思っているわけですけれども、脅威の度合いは地域により異なるということで、CPAや連合軍に対する攻撃が頻発しているということのほか、イラク警察関係者、外交団、国際機関等を標的としたテロも発生しているという状況で、こうした今度の事件を踏まえて、さらに十分な注意を要する状況が続いていると認識しております。

(問)ティクリットと言えば、相当米軍への襲撃とか相次いでいるところですが、今回は単独で行動していて、ガードマンとか車に乗っていなかったのでしょうか。

(官房長)現時点で我々が把握しているところでは、その種の武装警備員は連れていなかったということのようです。

(問)日常的に大使館員がそういう状況なのでしょうか。

(官房長)一般論ですけれども、私ども現地の警備については、細心の注意を払っている訳ですけれども、大使館自体の警備は色々な努力を払っている訳ですけれども、同時に外出する場合の武装した警備員も手当てはしております。

(問)男性2人はだいたい年齢的にどれくらいの方でしょうか。

(官房長)確認できていません。

(問)特定されていたというのは、名前が特定されているんじゃなかったでしたっけ。

(官房長)要するに、ティクリットで先ほど申し上げた会議があって、NGOを含む形での北イラクの問題について取り上げる会議が予定されていて、その出席のために2名の館員が向かったという事実があるということを申し上げました。

(問)その2人は特定されているけれども、実際に亡くなった2人と同一どうか分からないということでしょうか。

(官房長)そういうことです。

(問)もし仮にその2人が被害者であるかどうかは別にして、向かっていた2人の方はどのような方でしょうか。

(官房長)現時点ではご家族との関係もあるものですから、回答をご容赦いただきいたいと先ほど申し上げました。

(問)ご家族と連絡はとらているのでしょうか。

(官房長)とっております。

(問)家族の方は、本日中に現地に向かうか向かわれないかは、決まっているのですか、調整中なのでしょうか。

(官房長)コメントできません。いま、とにかく、確認を急いでいる状況です。

(問)その2人を含めて、何人でしょうか。

(官房長) 大使館員は現地では今11名でございます。念の為申し上げますと、イラクにいる在留邦人は、大使館関係者11名で、そのうち2名はアンマンにおります。それから2名は現地に着任していないということですが、11名のうち5名は出張者で、6名が大使館員、要するに関係者ということで11名と申し上げました。それから、報道関係者ももちろんいらっしゃる訳ですけれども、もう一人NGOの関係者が1名いらしゃいます。

(問)4人いなくて、結局7人いるということですか。

(官房長)1人が今国外に出ていますので、バクダッドにいる館員が6名、それから出張者が5名いるということです。要するに、大使館関係者が現在バグダッドに11名いるということになります。

(問)ティクリットの病院には、まだ日本大使館の方は。

(官房長)まだ着いていません。

(問)見通しはどれくれいになるのでしょうか。

(官房長)夜が明けてどういう形になるかということで、それは先ほど中東局長が申し上げました。

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