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町村外務大臣演説
「平成17年北方領土返還要求全国大会」における町村外務大臣挨拶
平成17年2月7日
於:九段会館 「大ホール」 本日は、「平成17年北方領土返還要求全国大会」の開催を、まず心からお喜び申し上げます。また、北方領土の返還実現に向けて、元島民の方々を始めとする多くの方々からの御支援と御協力に対し、心から感謝の意を表したいと思います。 北方領土問題の解決は、日本の対露外交上の最大の課題であると考えています。政府としては、元島民の気持ち、全国の日本国民の気持ちをしっかり踏まえ、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を早期に締結するという一貫した方針に基づき、今まで粘り強く交渉を行ってきました。 私は、先月14日、ロシアを訪問し、プーチン大統領の訪日に向け、ラヴロフ外相との間で平和条約締結問題を始めとするいろいろな問題について話し合って参りました。領土問題については、率直に言っていまだに両国の立場に大きな隔たりがあるのが現実です。しかし、真剣な話し合いを行っていくことで双方の立場に「架け橋」を造り、隔たりを埋める努力をお互いに行っていくことでラヴロフ外相と意見の一致をみたところです。 150年前の本日2月7日は、日魯通好条約の調印により、平和裡に択捉島とウルップ島との間に日露間の国境が確定された日です。私は、日露修好150周年に当たる本年を、平和条約を締結し日露関係を飛躍的に発展させるための土台を作る特別な年としたいとの思いで取り組んでいます。 大変に困難な問題ではありますが、先ほど述べた方針の下、今後とも引き続き粘り強く全力でこの問題に取り組んでいく所存です。 総理の挨拶にもあったとおり、首脳外交を活発化させ、プーチン大統領の訪日、さらには必要であれば小泉総理のロシア訪問を積み重ねて、四島を返還するという皆さんの気持ち、日本国民の悲願を実現したいと考えています。 本日、本大会が盛大に開催されていることは、政府を支え、力添えになります。引き続き皆様方の更なる御支援と御協力をよろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、皆さんのご健勝、実行委員会、参加者の皆さんに感謝を申し上げて、私の挨拶とさせていただきます。 |
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