小泉総理大臣演説
アジア・アフリカ首脳会議における小泉総理大臣スピーチ
<付属資料1>
インド洋津波被害に対する我が国の支援
1.5億ドルの無償支援(05年1月)
- 国際機関 2.5億ドル
(国連児童基金、世界食糧計画、国連難民高等弁務官事務所、国連開発計画、国際移住機関等)
- 二国間ベース 2.5ドル相当
(インドネシア146億円、スリランカ80億円、モルディブ20億円等)
2.緊急援助隊
(1)自衛隊の派遣
- タイ:艦艇3隻によるプーケット沖での捜索・救助活動(57遺体収容)
- インドネシア:ヘリ7機による援助物資輸送(約400トン、1,983名)、エアクッション艇(LCAC)による重機等輸送(34両)及び衛生環境改善活動(診療6,013名、予防接種2,277名、防疫133,800平方メートル)
(2)医療、救助、DNA鑑定チームの派遣
- インドネシア、スリランカ、モルディブ、タイに約240人
3.早期警戒システムの構築への努力
- 1月、神戸において「国連防災世界会議」を開催。
- インド洋の津波の早期警戒システムの構築への協力を表明。
4.NGOによる支援活動への支援
- JPF(ジャパン・プラットフォーム)傘下のNGO及びその他のNGO団体の支援活動に対し支援を実施(約5.32億円)
5.官民による無償支援物資リレー
- 民間企業及び地方自治体より、無償提供の申し出があった支援物資(約100t)を、関係省庁、民間倉庫業者、航空会社、自衛隊及び国際移住機関の協力を得て、インドネシアのアチェにリレー輸送し、被災民へ配布。
6.中長期的な復旧・復興
- 中長期的な復旧・復興についても最大限の支援を行う旨表明済み(1月1日小泉総理コメント)
7.公的債務支払い猶予
- 被災国からの要請に応じ、債務の支払いを一定期間猶予する用意がある旨表明済み。
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