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町村外務大臣談話

「ミレニアム・プロジェクト」報告書について


平成17年1月18日


  1. 1月17日(月)、ニューヨークにおいて、「ミレニアム・プロジェクト」の報告書が、コフィ・アナン国連事務総長に提出された。同報告書は、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向け、政府開発援助(ODA)の増額のみならず、民間資金や途上国の国内資金を含めた幅広い開発資金の動員、現場に根ざした支援、援助国の中進国への拡大、貧困問題の解決に向けた経済社会資本整備、各国・地域の情勢に応じた支援等を提言しており、わが国としては、こうした諸点は開発援助についてのわが国の考え方にも合致するものと評価している。一方、わが国としては、経済成長を通じた貧困問題の解決の重要性を示してきた東アジアの経済発展の経験を、MDGs達成に向けて活かすべきと考えており、そうした視点をより強く反映していくべきであると考える。

  2. わが国は、同報告書および既に発表された国連改革等のための「ハイレベル委員会」報告書を受けて3月に発出予定の事務総長報告が、9月に国連で開催されるミレニアム宣言に関する首脳会合に向けた議論を、より中身の濃いものとする内容となることを期待しており、わが国としても十分協力していく考えである。

    (参考)
    1. ミレニアム・プロジェクト
       コフィ・アナン国連事務総長の諮問組織として、平成14年7月に発足。ジェフリー・サックス米国コロンビア大学教授の下、2015年までに全世界の貧困を半減させること等を内容とするMDGs を達成するための戦略、具体的には、優先分野や実現手段、資金の供給方法等に焦点を当てた研究・分析を行ってきた。

    2. 今後の日程
      3月 首脳会合へ向けた国連事務総長報告発出
        (含、開発、国連改革、平和と安全等)
      9月 ミレニアム宣言に関する首脳会合




町村外務大臣談話 / 平成17年 / 目次


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