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川口外務大臣談話

バグダッドにおける自動車爆弾を用いたテロ事件の発生について
(イッザディーン・サーリム統治評議会議長の死亡)


平成16年5月17日


  1. わが国は、5月17日(月)に発生したイラクのバグダッドにおける自動車爆弾を用いた爆破テロにより、イッザディーン・サーリム統治評議会議長ほか数名の死者が出たことに強い衝撃と憤りを覚える。テロはいかなる理由においても正当化できず、わが国は、こうした残虐なテロ行為を強く非難する。

  2. 今回のテロ事件で亡くなられた方々およびご遺族の方々に心から哀悼の意を表する。また、負傷された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早いご回復を祈念する。

  3. わが国としては、このような事件にも拘わらず、イラクの政治プロセスがイラク人の手により着実に進められ、イラクの主権回復およびイラクの復興が速やかに達成されることを強く期待する。

(参考)イラクにおける爆破テロの概要
  1. 17日(月)朝、イラクの首都バグダッドにある駐留米軍基地付近において、自動車爆弾による爆発が発生、報道によれば、イッザディーン・サーリム統治評議会議長ら数名が死亡(少なくとも8名が死亡との報道あり)。なお、現地大使館員によれば、国連関係者からの話として、爆発の発生した場所等詳細は不明なるも、統治評議会が同議長の死亡を確認した由。

  2. イッザディーン・サーリム統治評議会議長はシーア派。ダアワ党バスラ分派の指導者。作家、哲学者であり、複数の雑誌・新聞の編集者。



川口外務大臣談話 / 平成16年 / 目次


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