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川口外務大臣談話

国連小型武器中間会合について


平成15年7月12日

  1. 7月7日(月)から、ニューヨーク(国連本部)において開催されていた国連小型武器中間会合が、11日(金)、議長総括を発表して成功裡に閉幕したことを歓迎する。今回の中間会合は国際社会の小型武器問題への取り組みを前進させるもので、大きな意義があったと考える。

  2. わが国は、紛争後の人道支援、復興支援に対する障害を取り除くためにも、小型武器問題に国際社会が一丸となって取り組む必要を強く認識し、1995年にブトロス・ガリ国連事務総長(当時)が小型武器問題を国際社会に提起して以来、ほぼ毎年、国連総会に小型武器決議案を提出する等、イニシアティブを発揮してきた。

  3. 今回の会合およびその準備過程において、議長国(議長:猪口邦子軍縮代表部大使)であるわが国は、この会合の成功のために加盟国、国連などに広汎に働きかけてきており、今後も、わが国としては、この中間会合の成果を踏まえ、これまで以上に小型武器非合法取引の防止に向けて積極的に取り組んでいく所存である。

    (参考)

     今回の中間会合は、2001年の国連小型武器会議において採択された「小型武器非合法取引防止に向けた行動計画」の実施状況を検討する最初の国連会議である。この会合も、わが国が提出した国連小型武器決議に基づくものであり、わが国の猪口邦子軍縮代表部大使が議長を務めた。同会合には、97ヶ国が参加するとともに、NGO等市民社会からの貢献もあり、行動計画の実施に向けた国際社会の強い意志を示すことができた。例えば、小型武器の回収・破壊・管理、元兵士の武装解除、途上国支援、刻印、テロとの関係、児童兵の問題等、小型武器非合法取引の防止に向けた議論が交わされた。このような動きは、軍縮外交を重視するわが国の外交政策と一致するものである。




川口外務大臣談話 / 平成15年 / 目次


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