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川口外務大臣談話

イラクに関する安保理決議の採択について


平成15年5月22日

  1. 5月22日午前(日本時間22日夜)、国連安保理公式会合が開催され、イラクにおける、人道支援、復旧・復興、治安、経済制裁の解除、統治形態等の規定を内容とする安保理決議1483が大多数の賛成を得て採択された。わが国は、国連の関与を得つつ国際社会が団結してイラクの復興に取り組むものとして、この決議の採択を歓迎し、米国、英国をはじめとする安保理理事国のこれまでの努力を評価する。

  2. 本決議の採択により、イラクに対する経済制裁が解除されることとなるが、今後、国際社会とイラク国民の幅広い支持を得たイラク人による政権が可能な限り早期に樹立されること及びイラクの天然資源がイラク人の復興努力のために活用される制度が早期に整備されることを期待する。

  3. イラクの復旧・復興には、幅広い国際社会の協調が不可欠であり、わが国の支援も、このような国際協調の下でこそ、その有効性を増すものである。わが国としては、21日に、3.5万人の雇用、100万人の児童の教育等のため総額約5000万ドルの追加的なイラク人道・復興支援策を発表したところであるが、イラクの復旧・復興のため、今後とも、イラク人自身による政権の樹立へ向けた努力への支援を含め、また、アラブ諸国との協調に留意しつつ、積極的に関与していく方針である。




川口外務大臣談話 / 平成15年 / 目次


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