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川口外務大臣談話

イラクに関する安保理決議の採択について


平成14年11月9日

  1. 11月8日(日本時間9日)、国連安保理公式会合が開催され、体制を強化した査察の受け入れをはじめとする義務の履行をイラクに対し強く求める安保理決議1441が全会一致で採択された。わが国としては、この問題に対する国際社会の一致した毅然たる態度を示すものとしてこれを歓迎し、全ての安保理理事国の努力を評価する。

  2. わが国は、イラクの問題に対応するための新たな安保理決議の必要性について、9月13日の国連総会一般討論演説において小泉純一郎総理大臣から国際社会に訴え、また、その後も採択に向け種々の外交努力を行ってきたところである。

  3. わが国としては、イラクがこの決議の採択を重く受け止め、この決議に従い、実際に即時・無条件・無制限の査察を受け入れ、大量破壊兵器の廃棄をはじめとする全ての関連安保理決議を履行することを強く求めるものであり、このために必要な外交努力を今後とも継続していく所存である。


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