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川口外務大臣談話

北朝鮮赤十字会による「行方不明者」の消息調査事業再開発表および日朝赤十字会談開催の提案について


平成14年3月22日 

  1. 昨年12月に北朝鮮赤十字会が日本側が要請した「行方不明者」の消息調査事業の全面中止を表明した件については、わが国として到底受け入れられるものではなく、遺憾の意を表明してきたところである。
     また、今回、同赤十字会が有本恵子さんの拉致疑惑を否定したことは、わが国として受け入れられるところではない。

  2. 他方、北朝鮮赤十字会は、「行方不明者」の消息調査を再開する旨対外的に発表したが、これは、わが国政府が昨年末来、調査再開を強く求めてきたことに応じた一つの前向きな動きと認識する。

  3. いずれにせよ、わが国としては、今後ともあらゆる機会を通じ、北朝鮮側に拉致問題の解決を求めていく。

  4. また、今回北朝鮮赤十字会が併せて発表した日朝赤十字会談については、2000年3月の会合以来途絶えていたものであるが、政府が繰り返し表明してきた日朝間の対話の呼びかけに応じた動きの一つの表れであると考えており、「行方不明者」の調査、日本人妻の里帰り問題等につき協議するため、早期に本件会談を開催する方向で関係者間で調整したい。

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