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田中外務大臣コメント

わが国の歴史教科書検定結果に対する韓国政府の公式の立場の伝達について


平成13年5月8日

1. 18日午前、韓昇洙(ハンスンス)韓国外交通商部長官より寺田輝介駐韓大使に対し、平成14年度より使用されるわが国の中学校歴史教科書の検定結果につき、韓国政府の公式の立場の伝達があった。
 本件に関する韓国国内での厳しい雰囲気と懸念については、従来よりも累欠にわたりわが国に対し様々な形で寄せられており、外交を司る者として、これを重く受け止めてきている。わが国の歴史認識および教科書検定制度等については、従来より韓国側に対し説明してきているところであるが、今般伝達された韓国側の立場は、そのような日本側の立場を踏まえた上で韓国政府において真剣かつ慎重に検討されてきたものと認識している。わが国政府としても、これを真摯に受け止め、十分に吟味する必要があると考えている。
2. 明年は、日韓国民交流年という歴史約な事業が予定されている。過去を直視し未来志向の日韓関係を構築していくため、日韓の政府および国民が手を携え、日韓関係をより一層発展させるべく協力していくことが重要であると考える。

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