| 1. |
今般、大島賢三国際平和協力本部事務局長が国連人道問題担当事務次長(国連人道問題調整事務所(OCHA)の長)に任命されたことを、国際機関における邦人幹部職員の増加を目指すわが国政府として心から歓迎したい。
|
| 2. |
国連人道問題担当事務次長は、緊急時における国連の人道援助活動の調整を行う最高責任者である。具体的には、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、世界食糧計画(WFP)、国連児童基金(UNICEF)などの国連諸機関、各国政府、非政府組織(NGO)等の協力関係を調整し、緊急人道援助に関する国連としての政策を取りまとめ、国連としての統一アピールを発出するなどの重要な役割を果たす。さらに、国連の幹部会議の一員として、国連全体の運営に携わる重要なポストであると認識している。
|
| 3. |
大島事務局長は、現在国際平和協力本部事務局長として、国連の平和維持活動および緊急人道援助の分野でのわが国における事務方の最高責任者である。また、同事務局長は、これまで外務省経済協力局長、国際協力事業団総務部長等を歴任し、開発援助および人道援助の分野で幅広い経験を有している。さらに、在米大使館公使、アジア局審議官、国連代表部勤務等を歴任した経験豊かな外交官である。
|
| 4. |
大島氏は、明年1月に国連人道問題担当事務次長に就任する予定であるが、これまでの外交における幅広い経験を活かしつつ、国連の人道援助活動に積極的な貢献を果たすことを期待したい。
|
| |
(参考)
- 国連人道問題調整事務所の活動は、緊急時(自然災害、紛争時)の国連緊急人道援助の調整、緊急事態のための国連諸機関、各国政府、NGOの協力体制強化、防災体制の整備強化等。
- なお、国連事務局の事務次長ポストに日本人が就任するのは、赤谷元広報局事務次長、明石元人道問題担当事務次長、法眼広報担当事務次長に続き、大島氏が4人目となる。
|