1. |
政府は、今回の在沖縄米軍所属の軍人による一連の事件を深刻に受け止め、米側に対し強い遺憾の意を表明するとともに、目に見える実効的な綱紀粛正策を早急に打ち出すことを強く求めてきたところである。 |
2. |
その結果、本10日より、在沖縄米軍全軍(沖縄県全域の海兵、空、海および陸の四軍)を対象に、サミット以降も適用される深夜外出禁止、飲酒制限等の追加的な綱紀粛正措置が直ちに実施されることになった。これらの措置を迅速に執ったことは、在沖縄米軍が一連の事件を重視して、その再発防止に向けた姿勢を示すものと受け止めている。 |
3. |
本大臣としては、これにより、綱紀粛正が徹底され、今後不幸な事件が繰り返されることのないよう、米側に促していく考えである。 |
|
-
(注)
本10日、在沖縄米軍が発表した綱紀粛正措置の骨子
24時以降、翌日の勤務終了までの、
(1)深夜外出禁止
(2)飲酒制限
-
(イ)施設・区域内外における禁酒
(ロ)施設・区域内におけるアルコール販売の禁止
|