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本日、キルギスの現地対策本部から受けた報告によれば、8月23日にキルギス共和国の国境付近で人質とされた邦人4名(JICA資源開発調査計画に従事されていた方々)が、日本時間の25日16時15分(現地時間25日13時15分)、同国カラムイクで無事保護された。
具体的には松田在ロシア大使館参事官により、4名が本人であること、また、全員の安全無事を確認した。
ご本人方のご苦労、ご家族のご心痛を思うと、人質とされていた4名の方々が無事保護されたことは、誠に喜ばしい限りである。また、4名の安全救出のため、アカーエフ・キルギス大統領をはじめ、キルギス及び関係各国の関係者にご尽力頂いたことについて、心からお礼を申し上げたい。
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政府としては、あらゆるテロ行為について、今後とも、これに屈せず、毅然として対応すると共に、あらゆる施策を通じ類似事件の再発を防止していく考えである。
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このような事件が発生したことは誠に遺憾であり、政府としては、今次事件の教訓を踏まえ、中央アジアを含め、世界各国で活躍されている邦人、援助関係者の方々の安全対策に、より一層の努力を払っていきたい。 |