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談話・コメント

池田外務大臣談話

力ンボジアにおける武力衝突について


平成9年7月6日

1. 5日午前および午後、カンポジア・プノンペン郊外のポチェントン空港西部にあるフンシンペック党系軍事基地およびプノンペン市近郊で二大政党間の武力衝突があり、午後には、市内の数力所で砲撃があった。
2. わが国はこのようなカンボジア情勢の悪化を極めて憂慮しており、5日午後、内藤在カンポジア大使を通じてティア・バンニュ国防大臣に対し、事態の鎮静化と邦人を含めたすべての外国人に対し安全確保のための措置を取るよう要請した。また、午後の砲撃の際にJICAのコンサルタントとしてカンボジアに出張中の岡島隆正氏が砲弾に当たり、重傷を負ったことを受けて、同夜内藤大使よりフン・セン第二首相に対し改めて事態の沈静化と平和的解決に向けての同第二首相のイニシアティヴを強く求めたところである。
3. わが国としては、今回の武力衝突による情勢の悪化とこれにより邦人にも被害が及んだことを深刻に受け止めており、今後ともサミット8カ国、ASEAN各国とも協調しつつ、更にカンポジア政府に対し二大政党の協力により事態の平和的解決を図るよう働きかけを強化していきたい。
4. なお、重傷を負った岡島隆正氏は、プノンペン市内の病院で危篤状態にあると伺っており、憂慮している。

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