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河野外務大臣とディーニ伊外相との会談 平成13年3月18日
河野外務大臣は、「日本におけるイタリア2001年」開幕行事に出席するため訪日中のディーニ伊外相と、18日午後同行事関連レセプションが開かれた在京イタリア大使館において、二国間関係、国際情勢に関し意見交換を行ったところ、概要次の通り。1.二国間関係
河野大臣より、次回の日伊首脳会談の機会に、21世紀における日伊協力の進め方について共同声明を発出することとしたいと提案したのに対し、ディーニ外相もこれに全面的に賛同し、今後両国の事務当局間で作業を進めていくことで合意した。
2.バルカン情勢
河野大臣より、セルビアの情勢につき日本としても憂慮しているとして、イタリア側のこの問題に対する見解を質したのに対し、デイーニ外相より、コソヴォやセルビア南部、マケドニア北部で活発化しているアルバニア系過激派の暴力的な行為は、予想を遥かに上回り、非常に危険な状況を生み出している、現在KFORが現地に展開されているが、NATOとして今後どう対応していくかにつき加盟国間で緊密な協議が行われているところであり、ここ2-3週間が山になろう、との説明があった。
3.インドネシア情勢
ディーニ外相より、インドネシアの将来に関し懸念を表明したのに対し、河野大臣より、インドネシアは民族構成が複雑であるだけでなく、資源が偏在していることなどもあって、連帯という意識を醸成するのが難しいという面があるとの見方を紹介した。
4.アフガニスタン情勢
河野大臣より、タリバンによる仏像破壊は遺憾であると述べたのに対し、ディーニ外相より、アフガニスタンについてはイタリアとしても関心をもっている、アフガン各派の対話を促すためローマで会合を開催したこともあるが、宗教の問題とともに貧困の問題も大きな要素になっていると述べた。
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