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主な要人の来日日程

要人来日日程(平成12年)



エドモンド・ホーマカオ特別行政区行政長官の訪日(概要)


平成12年9月25日

 ホー(エドモンド・ホー)マカオ特別行政区(SAR)行政長官は、9月18日(月)から22日(金)まで、外務省の招待により、行政長官就任後初めて訪日し、森総理、河野外務大臣等を表敬したところ、概要次のとおり。

1.主要日程

 今次訪日中、何長官は、森総理、河野外務大臣、平沼通産大臣、続総務庁長官、泉総括運輸政務次官を表敬したほか、経団連、航空3社(日航、全日空、日本エアシステム)等を訪問した。また、何長官訪日に合わせ設立された日本・マカオ友好議員連盟設立総会に出席した。

2.森総理表敬(20日午後)

(1)返還後のマカオ

 総理より、「一国二制度」下の「新生マカオ」は、様々な課題を抱えながらも、これまで総じて良好に進んできているとの認識を示した上で、何長官の指導力を評価する旨述べた。何長官より、「一国二制度」が成功するよう努力する、また、今後マカオの役割を中国本土、日本、シンガポールの中で考えていきたい旨応答。

(2)九州・沖縄サミット

 何長官より、ITを中心に行われた九州・沖縄サミットの成功をお祝いする、マカオのIT発展のために日本の投資や技術提携を期待する旨述べた。これに対し、総理より、今次サミットで沖縄IT憲章ができたことは、世界にとって好ましいことである、日本として、IT分野において、今後5年間で合わせて150億米ドルに上る協力策を用意した旨述べた。

(3)日本・マカオ間チャーター便の運航

 何長官より、マカオと日本との間にチャーター便を運航したいと考えている旨述べ、総理より、運航・乗り入れ地点と考えている地方の関係者に提起して、相談されればよいと思う旨述べた。

3.河野外務大臣表敬(20日午後)

(1)返還後のマカオ

 大臣より、マカオは、返還後「一国二制度」の下、何長官の卓越した指導力により今日まで順調に進んできたと認識しており、今後とも何長官の指導力に期待している、先の施政方針演説は、非常に立派なものであると思っている旨述べた。これに対し、何長官より、今回外務省の招待により訪日することができ、感謝する、マカオは現在多くのチャレンジに取り組んでいるが、日本の友情、経験はマカオにとって貴重なものとなると信じる旨述べた。
 また、大臣より、マカオの経済情勢につき質問したのに対し、何長官は、マカオの経済は回復途上にあり、今年は5%程度の成長が見込まれる、観光産業も回復しており、観光客数は、昨年に比し30%増加しており、本年は900万人に達するであろう旨応じた。

(2)九州・沖縄サミット

 何長官より、九州・沖縄サミットの成功をお祝いする旨述べたのに対し、大臣より、今次サミットの成果をアジア地域で広く享受していただきたい、サミットでは、IT社会への対応につき議論が行われたが、IT革命を進める中にはプラスとマイナスの要因があり、マイナス要因をできる限り減らすよう努力する必要がある旨述べるとともに、サミットの概要を紹介した。

4.日本・マカオ友好議員連盟設立総会(21日午後)

 冒頭、臼井日出男議員(議連会長)より、何長官の訪日を歓迎するとともに、発起人代表挨拶を行い、本件議連設立の経緯、今後の抱負などを述べた後、何長官より、次のとおりの挨拶があった。

(1)本日の会合は、今次訪日のハイライトの一つであり、出席できて嬉しく思う。

(2)本件議連の設立により、双方の議員間に友好の絆ができ、マカオと日本との間の意見交換が進み、マカオ・日本関係が発展するよう心から願っている。

(3)本件議連の設立は、自分(何長官)にとって特別の意味合いがある。それは、返還前に本件議連設立のアイデアが提示され、その時自分(何長官)は立法会議員であったからである。

(4)本件議連発起人の方達には是非ともマカオを訪問していただきく、その際はマカオSAR政府の客人としてお迎えしたい。



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