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第9回日・EU定期首脳協議
(概要)平成12年7月19日
- 1.概要
- (1)7月19日、第9回日・EU定期首脳協議が東京(総理官邸)で行われた。森総理、シラク仏大統領、プローディ欧州委員長出席の下、協議(11時5分~11時45分)を行い、引き続き三首脳により共同記者会見(11時55分~12時15分)、更にワーキングランチ(13時まで)を実施した。日本側からは河野外務大臣、平沼通産大臣、安倍官房副長官他が、EU側からはソラナEU理事会事務総長、ユヴァール仏対外貿易担当閣外大臣、パッテン対外関係担当欧州委員、ラミー貿易担当欧州委員他が同席した。
- (2)協議では、日・EU関係、経済・貿易関係、WTO、国際場裡における日・EU協力、国際情勢等について意見交換が行われた。
- 2.会談内容要旨
- (1)日・EUパートナーシップの更なる強化
21世紀における日・EUパートナーシップを一層強化し、行動志向的な協力関係を推進するため、新たな政治文書を明年の首脳協議に向け作成していくことで合意。また、今回は、その骨格となる重点目標と明年の首脳協議までの協力強化事項につき合意し、共同結論文書として発表した。
(2)経済・貿易関係
日欧双方の経済情勢について意見交換を行い、アジアにおける日欧協力の強化について合意した。また相互承認協定や競争分野における協力協定の交渉終了を日・EU間の対話と協力の具体的成果と位置づけ、今後更に協力の成果を挙げていくことで意見の一致をみた。
(3)WTO
新ラウンド早期立ち上げに向け、日・EU間での協力を確認。
(4)国際場裡における日・EU協力
G8サミット、国連改革、ASEMについてもEUと緊密に協力していくことで意見の一致をみた。特にEU側より日本の国連安保理の常任理事国入りを望む旨の発言があった。
(5)国際情勢
ワーキングランチにおいて、朝鮮半島、中国、ロシアを中心に忌憚のない意見交換を行った。
目次 |
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