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最近の日・北欧諸国関係
日・北欧諸国関係は従来より良好。近年、日・北欧諸国間においては、従来の経済、文化分野における交流に加えてハイ・レベルにおける政治対話が促進されてきており、将来の関係強化の下地は十分に整っている。1.要人往来
北欧諸国からは、従来より元首、政府要人等が頻繁に来日しており、同諸国の我が国に対する積極姿勢を窺い知ることができる。
- 例:91年カールソン・スウェーデン首相、シュルター・デンマーク首相、92年ブルントラント・ノールウェー首相(94年にも来日)、93年アホ・フィンランド首相、ビルト・スウェーデン首相、94年オッドソン・アイスランド首相、96年カール16世グスタフ・スウェーデン国王(97年にも来日)、フィンボガドッティル・アイスランド大統領、97年リッポネン・フィンランド首相
2.政治対話
- (1)
- 日・北欧諸国間においてはハイ・レベルにおける対話も行われており、主に国際社会における共通の課題に関する意見交換を行っている。
例:96年3月ASEM開催の際に、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、同年9月国連総会の際に、ノールウェー及びデンマークとそれぞれ外相会談を実施。
- (2)
- 日・北欧の枠組での協議を昨年より開始。
96年4月国連関係協議、同年9月援助政策協議を実施。3.経済関係
北欧諸国は、フィンランドの「フィンランド・アドバンテージ」、ノールウェーの「フォーカス・ジャパン」のような対日輸出振興策、スウェーデンの投資庁海外支部の開設(96年於東京)に見られるように、対日経済関係の促進策を展開している。日・北欧諸国間の貿易は、ほぼ均衡しているか(ノールウェー、フィンランド)、我が国の入超(アイスランド、スウェーデン、デンマーク)である。我が国から輸出はいずれも自動車を中心とした工業製品であり、北欧諸国からの輸入は、各国の産業により、魚介類、豚肉、紙、木材、通信機器等様々である。
4.文化交流
日・北欧がそれぞれを対象としたものとして北欧諸国による大型文化紹介事業「スカジナヴィア・トゥディ」(87年)、我が国による総合的な日本文化紹介事業「ジャパン・トゥディ・イン・スカジナヴィア」(90ー91年)が実施されて以来、日・北欧文化交流は盛んに行われており、近年ではデンマークにおいて「ジャパン・トゥディ」(95年)、ノールウェーにおいて「オスロ現代音楽祭」における日本特集(97年)等があり、本邦においては、「スウェーデン・キャンペーン」(96ー97年)、「北欧映画祭」(97年)、「ノールウェー王国芸術祭」(97ー98年)が開催されている。
別添資料:北欧5ヶ国の主要指標
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