![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() | ||||||||||
|
トップページ > 会談・訪問 > 過去の記録 |
![]() |
日・北欧首脳会談の意義とねらい
1.歴史上初の日・北欧首脳会談
歴史上初の日・北欧首脳会談を開催し、国連、環境、社会福祉等共通の関心を有するグローバルな問題につき首脳レベルで意見交換を行うことにより、日・北欧間の良好かつ建設的な関係の強化を図るとともに、今後の協力の基盤を構築する。
2.良好な日・北欧関係の更なる強化の確認(別紙参照)
今次会談の機会に良好な日・北欧関係の更なる強化の方針を首脳レベルで改めて確認する。
- (1)
- 頻繁な要人往来と政治対話(昨年は4ヶ国と外相会談)
- (2)
- 既に日・北欧の枠組みで昨年より国連関係協議、援助政策協議を開始
- (3)
- 貿易関係については全般的に順調(スウェーデン、デンマーク、アイスランドは対日黒字を記録、ノールウェー、フィンランドは対日収支がほぼ均衡)
- (4)
- 活発な文化交流
3.ハイ・レベルの交流の促進
今次橋本総理のノールウェー訪問は、我が国総理の北欧諸国訪問としては、中曽根総理(当時)のフィンランド訪問(87年)、村山総理(当時)のデンマーク訪問(95年)に次ぐものであり、我が国総理の初のノールウェー訪問となる。これは、北欧諸国からの元首、首相等の頻繁な訪日(97年4月フィンランド首相、同年5月スウェーデン国王)と相俟って日・北欧諸国間のハイ・レベルの要人の交流を促進することに寄与する。
4.地球的規模の問題につき北欧諸国との対話の拡大
国連改革、環境、社会福祉政策等に従来より高い関心を有する北欧諸国との間で対話を拡大することにより、北欧諸国と我が国の双方が知見とヴィジョンを共有することは、今後国際社会が地球的規模の問題に対して有効に対処していくために有益である。
- (1)国連改革
- (イ)安保理改革の早期推進への協力を改めて確認
- (ロ)均衡のとれた国連改革を強調
- (2)環境
- (イ)環境問題への積極的取り組みにつき日・北欧首脳間で政治的決意を表明
- (ロ)首脳レベルで気候変動枠組条約第3回締約国会議(97年12月於京都)の重要性を確認
- (3)世界福祉構想
- 96年のリヨン・サミットにおいて橋本総理が提唱した世界福祉構想について、総理より社会福祉の先進国たる北欧諸国の首脳に対し説明するとともに、同構想を踏まえ今後社会保障分野における国際的協力の一層の推進を図る。
日・北欧共同記者会見
最近の日・北欧諸国関係
北欧5ヶ国主要指標
ダヴィッド・オッドソン首相
パーヴォ・タピオ・リッポネン首相
ヨーラン・パーション首相
トルビョルン・ヤーグラン首相
ポール・ニューロップ・ラスムセン首相
目次 |
| ||||||||||
![]() |