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WTOカンクン閣僚会議
(第4日目(13日)の概要)


平成15年9月13日


  1. 午前中、各作業部会のとりまとめ役は、新たな閣僚文書案を議長に提出すべく、それぞれ最終的なとりまとめ作業を行った。

  2. 当初予定より遅れて午後1時過ぎ、首席代表者会合が招集され、参加国にデルベス議長より閣僚文書案が配布され、各国が同文書案を検討する時間を与えるべく、首席代表者会議は一旦閉会した。

  3. 午後7時より再び首席代表者会合が開催。同会合においては、各国が新たな閣僚文書案に対し、それぞれの立場から加筆、削除、修正等を要請しており、引き続き厳しい交渉が継続する見込み。

  4. なお、新たな閣僚文書案に対する我が方のとりあえずの見方は以下のとおり。

    農業:関税の上限設定について、一定の例外が設けられたことは日本等の主張が一部反映された結果。しかし、依然不十分であり、上限関税や関割当数量の拡大等食料輸入国にとって過重な負担となる部分が修正・削除されるよう引き続き強く主張していく予定。
    非農産品市場アクセス:志の高い関税削減方式及び義務的な分野別関税撤廃・調和が不可欠であり、このためにすべての国への限定的な柔軟性の付与が必要である旨主張。これを達成すべく引き続き努力する予定。
    シンガポール・イシュー(投資、貿易、貿易円滑化、政府調達透明性):貿易円滑化、政府調達透明性は交渉化。競争は検討の継続。投資は期限内に交渉の枠組みを採択し、その後交渉に入るとの案が提示されている。我が国は引き続き4分野同時の交渉立ち上げを目指す。


  5. 明14日(現地)は最終日の予定だが、厳しい議論の継続が予想される。


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