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農業(我が方対応=川口大臣、亀井大臣)
調整役(ファシリテーター)のヨー・シンガポール産業貿易大臣の下、各国がそれぞれの立場を表明した。米・EU、途上国(ブラジル、インド等22カ国グループ)、日本等10カ国グループの立場に相違があるが、ヨー大臣からそれぞれの立場を橋渡しする努力が行われている旨発言があった。
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非農産品市場アクセス(我が方対応=平沼大臣)
各国から本音を聞き出す方向で議論が行われた。関税削減の方式、分野別の関税撤廃の是非を巡って、先進国と途上国とで意見が対立。我が国は先進国を含んだ限定的な柔軟性を主張している。
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シンガポール・イシュー(我が方対応=平沼大臣)
「4分野全て交渉化」と「全て交渉不可」との主張がある中で、中間案の模索が続いている。我が国、EU等は4分野全ての交渉化を主張しており、多くの途上国がその逆を主張。ただし、2分野(政府調達透明性、貿易円滑化)のみの交渉化に賛成の国もあり。 |
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開発、その他(我が方対応=川口大臣が「開発」の調整役のキトウィ・ケニア貿易産業大臣と会談)
いくつかの前進が見られるが、意見の隔たりは存在する。
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