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経済


雇用・労働・社会問題委員会
(ELSA: Employment, Labour and Social Affairs Committee)


1.概要

 主に雇用問題に関して、地域、性別、労働条件、業種といった要素による雇用状況の変化についての分析を行い、加盟国間の情報交換を行っています。本会合は年に2回開催されるが、その他に社会政策、移民、雇用、雇用失業統計のそれぞれに関する作業部会が設置され、各分野毎の活動が行われています。

2.最近の主な活動内容

(1) 雇用戦略

 1992年の閣僚理事会において検討が要請されたもので、各国の構造的失業の原因や労働市場の改善策等に関するOECDの分析作業の一環として取り組まれてきた活動です。適切なマクロ経済政策の策定や技術的ノウハウの創造と普及の促進など、10の政策提言をもとに、国別審査やテーマ別研究を通して各加盟国の雇用問題を重点的に取り上げてきたほか、その成果を集約する形で、「Lessons from Member Countries' Experience」等のレポートを発表しました。

(2) 高齢化研究

 95年閣僚理において高齢化問題に関する包括的な研究を進めることで合意したことを受け、雇用労働社会問題委員会において高齢化に関する研究が進められ、その報告書がほぼ毎年閣僚理事会に提出されています。
 現在は高齢労働者の労働市場への参加機会を改善することを目的とした政策勧告を目指すテーマ別レビューが行われており、レビューの結果作成される報告書は2003年に開催が予定されているOECD労働大臣会合に提出される見込みです。

(3) OECD労働大臣会合

 92年よりOECD加盟国の労働大臣を集めて開催されている、雇用労働社会問題委員会の閣僚級会合です。過去2回開催された実績があります。次回は2003年に、高齢者をはじめとする失業者のスキルの向上等をテーマに議論が行われる見込みです。

(4) OECD雇用アウトルック

 OECD加盟国の雇用情勢の分析・予測と、雇用に関するテーマ別分析からなるOECDの年次刊行物。OECD全体及び加盟国の失業率の推移と見通しをはじめとする各種データを掲載しています。


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