(イ) |
人事・組織事項 |
: |
理事会は、事務総長を任命し、事務総長の勧告に従って事務次長を任命します(OECD条約第10条)。事務総長は、機構の運営に必要な職員を任命する権限を有しますが、理事会が承認した組織計画に従うこと、職員規則も理事会の承認を受けることが必要になります(OECD条約第11条第1項)。また、各委員会のマンデートやポストの新設についての承認も行います。
|
(ロ) |
予算・活動の優先順位 |
: |
理事会は、(予算委員会や執行委員会での検討を経た上で)年度予算や追加予算の決定を行います。財政規則も理事会の採択が必要になります(OECD条約第20条第1項)。予算配分決定の前提として、OECDの活動の優先順位についても理事会で決定されます。2003年から2年制予算編成に移行されました。2005-2006年予算の審議決定は、2004年秋から年末にかけて行われます。
|
(ハ) |
新規加盟、オブザーバー |
: |
非加盟国の新規加盟や(非加盟国協力委員会及び関係委員会での検討を経た上での)各委員会へのオブザーバー参加について決定する。 |