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農業政策に関する諸問題について、その影響の分析・評価、加盟国間の意見調整を行っています。本会合は年2回(4月頃と11月頃)開催されます。2002年の議長は、タルベラ(フィンランド)、副議長は山下農水省国際部参事官(日本)、ドラゲロニエール(仏)、キーナン(カナダ)、バーンズ(豪)です。アルゼンチン、チリ、ブラジルが理事会の承認を経てオブザーバーとして参加。この他、コモデティ・グループ会合についてのみ、ロシアのオブザーバー参加が認められています。農業委員会は、毎年、『OECD加盟国の農業政策:監視と評価』と『OECD農業アウトルック』を公表。前者は、農業保護を計測する指標であるPSE(生産者保護指数)やCSE(消費者保護指数)等を利用して各国の農業政策とその影響について評価を行い、後者は主要な農産品市場について中期的な見通しを行っています。
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下部委員会が次のとおり活動しているほか、各種作業部会も設置されています。
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農業政策・市場作業部会(APM:年2-3回) |
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各種コード、スキーム活動(II部。日本は種子、トラクターに参加) |
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生物資源管理共同研究会合(II部。年1回開催) |
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他の委員会との合同作業は以下の通りです。
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農業と貿易合同作業部会(年3回、通常うち2回は上記APMと合同開催) |
2) |
農業と環境合同作業部会(年2回) |
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