2008年は、日本がTICAD IVと主要国首脳会議(G8サミット)を開催する極めて重要な年です。TICAD IVでは、アフリカ開発のための国際社会の知恵と資金を結集するための日本の手腕が試されます。また、G8北海道洞爺湖サミットでは、国際社会が抱える諸問題への取組、特に気候変動問題への取組につき、日本は議長国としての指導力を発揮することが求められます。気候変動問題をはじめとする地球規模課題に取り組むにあたって、政府開発援助(ODA)による途上国支援が重要です。また、G8北海道洞爺湖サミットに先立つ同年4月には、日本でG8開発大臣会合を開催します。このように、2008年は、日本の開発分野でのリーダーシップが問われる年です。
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