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第2章 MDGs達成へ向けた日本の具体的取組

▲日本が作成・普及を支援したインドネシア版母子手帳の説明をする青年海外協力隊員(写真左)。この手帳により、インドネシアにおける母子保健は改善され、MDGsの目標にもなっている乳幼児死亡率の削減、妊産婦の健康の改善に貢献した。(写真提供:JICA)
Point
●MDGs達成に向け、日本はオーナーシップとパートナーシップ、「人間の安全保障」の視点、経済成長を通じた貧困削減、平和の構築・災害への取組を重視。
●MDGs目標1の達成に向け、経済成長を通じた貧困層の所得向上を図るため、開発途上国の投資環境改善や基礎インフラ整備を強化するなどの支援を実施。
●MDGs目標2から7の達成に向け、貧困地域が直接裨益する基礎社会サービスへの支援を実施。
●2005年の主要な国際会議において、今後5年間でODA事業量を100億ドル積み増すこと、アフリカに対するODAを今後3年間で倍増すること、などを表明。