アジア森林パートナーシップ(AFP)
に関する文書の概要
平成14年8月1日
主な目的
1. |
森林の多面的な便益を踏まえ、アジア地域の持続可能な森林経営を促進。特に緊急に対処を要する以下の項目を推進。
(a) |
良い統治と森林法規の実行 |
(b) |
効果的な森林経営のための人材育成の促進 |
(c) |
違法伐採の抑制 |
(d) |
森林火災の抑制 |
(e) |
荒廃地の復旧と再植林 |
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2. |
本パートナーシップの参加者(パートナー)は、以下の分野等で協力。
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衛星データを用いた森林経営の基礎資料の提供
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森林火災の防止と抑制のための研究、情報交換、衛星データ・地図の活用
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荒廃地の復旧のための植林の推進
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環境に配慮した伐採や違法伐採対策ガイドラインの策定・実施
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木材追跡能力の開発と向上、ラベリング等証明制度の導入
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輸入国、輸出国双方が違法に伐採された木材の輸出入を廃絶するために効果的な手段を促進
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違法伐採に関する地域的なデータの共有事業の開発
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期待される結果
既存の二国間・多国間協力を通じ持続可能な森林経営を推進することにより、本パートナーシップでは以下の結果を期待。
(a) |
他のパートナーとの、研究や情報・経験の交換のための枠組み提供により、既存の活動の強化及びその効率の向上。
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(b) |
新たな二国間・多国間活動の発掘と実施。
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期間
本パートナーシップの当初の活動期間は5年間。
資金
政府開発援助(ODA)及び非公的資金など、種々の資金源。
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