国連防災世界会議開催の特徴
(2005年1月18日~22日、兵庫県神戸市)
平成16年11月
内閣府・外務省
特徴1 国連総会で決議された国連主催の会議です。 |
2003年12月23日(現地時間)、第58回国連総会において、我が国のイニシアティブのもと、141カ国より共同提案された「国連防災世界会議」に関する決議案が全会一致で採択されました。今回の会議はこの国連総会決議に基づいて行われる「国連主催」の会議です。
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特徴2 国連全加盟国(191カ国)、国際機関、NGO等が参加します。 |
特定の国や機関個別に開催している国際会議とは異なり、国連が主催することから国連の全ての加盟国、国際機関、NGO等が参加することになります。
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特徴3 今後の世界の防災戦略を策定します。 |
「横浜戦略とその行動計画」(1994年国連防災世界会議)の見直しの結果を踏まえ、21世紀の新しい国際防災戦略を策定します。この戦略に従って各国が防災活動に取り組むことによって、全世界の自然災害による被害の軽減を目指します。 |
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通常ニューヨークやジュネーブにおいて開催される国連の会議の日本への引っ越し |
特徴4 ホスト国日本の防災ノウハウを世界に紹介します。 |
防災分野での我が国の高度・先進的な取組みを国際社会に紹介することにより、危機管理や災害対策についての我が国の信頼を高めるとともに、世界の防災活動に貢献します。
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特徴5 阪神・淡路大震災10年目の教訓と経験を国内外に発信します。 |
甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災を通じて日本が学んだ教訓を、国内外に発信し、今後の防災活動に活かしていきます。 |
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参考:同じような国連主催の会議は?
- 国連環境開発会議(地球サミット)(1992年、リオネジャネイロ)
- 持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)(2002年、ヨハネスブルク)
- 世界食糧サミット(1996年、ローマ)
- 第2回高齢者問題世界会議(2002年、マドリッド)
(日本での開催例)
- 国連防災世界会議(1994年、横浜)
- 気候変動枠組条約締約国会議(COP3)(1997年、京都)
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