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日露非核化協力委員会第21回総務会開催


平成16年5月21日


  1. 日露非核化協力委員会は、5月21日(金)、モスクワにおいて第21回総務会を開催し、以下の事項等について決定した。

    (1) ヴィクター I 級退役原潜614号の解体にかかるフィージビリティ・スタディを実施する。
    (2) 日露非核化協力委員会と米国のCenter for Strategic and International Studies(CSIS:戦略国際問題研究所)との共催により、2004年に日本において非核化協力セミナーを開催する。

  2. ロシア極東退役原潜解体協力プロジェクト「希望の星」の第一号であるヴィクター III 級退役原潜解体事業が今年中に完了する目処が立ったことを受け、本年2月より、日露間でこれに続く新規事業の選定に向けた協議を行ってきたが、今回の総務会決定により、「希望の星」第二号の実施に向けた具体的な検討を開始することとなる。また、非核化協力セミナーの開催は、ロシアにおける原潜解体事業等について、日・米・露その他の関係者が有益な情報・意見交換を行う場を提供するとともに、同事業に対する国民の理解を深める機会となることが期待される。
(参考)
  1. 極東ロシアにおける退役原潜解体事業は、昨年1月の小泉総理訪露の際に、プーチン大統領との間で署名された「日露行動計画」に盛り込まれ、このとき「希望の星」と命名された。本事業は、昨年のカナナスキス・サミットでG8により合意された「大量破壊兵器及び物質の拡散に対するG8グローバル・パートナーシップ」の一環としても位置づけられるものである。

  2. 2003年2月、「希望の星」の第一のプロジェクトとして、ヴィクターIII級原潜304号の解体事業の実施が決定された。同年6月、同事業の実施取り決めが署名され、12月に関連する契約が締結されて解体作業に対する我が国の協力が開始された。本年中に全ての作業を完了する予定。


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