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犯罪

ハイテク犯罪とは

2001年5月


1. 「ハイテク犯罪」

 ハイテク犯罪とは、一般的にコンピュータ技術及び電気通信技術を悪用した犯罪を意味します。

 ハイテク犯罪は、大別すると、コンピュータ・データ及びシステム自体に向けられた犯罪と、既存の犯罪類型をコンピュータネットワークを用いて敢行する場合に分けられます。前者の例としては、違法アクセス、違法傍受等があり、後者の例としては、偽造、詐欺、著作権侵害に加え、コンテンツ(通信内容)に関する犯罪(児童ポルノ、脅迫)などがあります。

 ハイテク犯罪は、市民の生命、財産、プライバシーに対する新たな脅威となっており、サイバー空間の安全性と信頼性を脅かしています。


2. 「ハイテク犯罪」の特徴、対策の困難性

 ハイテク犯罪は、瞬時にして複数国にあるプロバイダを経由して多数の国、企業、個人に直接多大な影響を及ぼしかねません。しかも、現実世界において敢行される犯罪と異なり、違法な通信そのものの目撃者は想定しがたく、その犯人を特定するためには、多くの場合、通信記録等をたどって経由したコンピュータを順次遡る必要が生じます。その過程においては、国境を越えなければならないケース、また、通信履歴に関する記録が消去されているケースが十分に考えられ、コンピュータネットワークを介した犯罪捜査を難しいものとしています。



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