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物品貿易
一般的なルール、セーフガード、原産地規則、税関手続、ペーパーレス貿易の条文案について前回会合に引き続いて議論し、双方の条文案についての理解を更に深めた。
関税撤廃についてその交渉の進め方等につき意見交換した。
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(2) |
非関税措置(NTM)、衛生植物検疫措置(SPS)、貿易の技術的障害(TBT)
NTM:条文案についての議論を開始した。
SPS及びTBT:規定の必要性について引き続き議論した。
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サービス貿易及び投資(人の移動を含む)
サービス貿易:条文案について引き続き議論し、協定の基本的構造、権利・義務について理解を深めた。原則として自由化を義務づける方式を採ることについては基本的に一致し、今後引き続き詳細を詰めることになった。
投資:日韓投資協定と本協定との関係の整理や、日韓投資協定の改善点等について更に議論した。
人の移動:双方の条文案について引き続き議論し、互いの立場について理解を深めた。韓国側より改めて恒久的査証免除について強い関心が表明された。
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その他貿易関連事項(政府調達、知的財産権、競争)
政府調達:双方の条文案について引き続き議論した。互いの政府調達制度についての情報交換を行い、理解を深めた。
知的財産権:条文案についての議論を開始し、双方の条文案について質疑応答を行った。
競争:双方の条文案について引き続き議論し、理解を深めた。基本的方向についての一致を再確認した。
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協力
各種協力分野について、主に韓国側提案について質疑応答し、今後、今次協議をもとに、さらに資料等を交換し、議論を深めていくこととした。
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相互承認
複数の分野について、双方の国内規制制度について情報交換を行うことにより理解を深め、相互承認の可能性等について議論した。
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