1.概要
平成12年7月に、沖縄県名護市にて主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)が開催されます。これまで日本がホスト国となるサミットは、全て東京で開催されてきましたが、本サミットは東京以外で初めて開催されるものとなります。
このサミットを契機に、本サミット参加国の人々が、沖縄の文化に関する理解をより深めるため、また、日本に多様な文化が存在することを強くアピールするために、沖縄の芸能団をサミット参加国に派遣すべく準備をすすめ、各国の実施希望時期、内容等を調査した結果、アメリカ合衆国及びカナダについては、沖縄の伝統文化に根ざした琉球舞踊公演を、平成12年3月に実施しました。
2.公演内容について
公演内容については、現地で受け入れられやすい演目となるように工夫をこらし、古典舞踊、雑踊り及び創作舞踊といった形態を織り交ぜました。ベテランの味と若い力の絶妙なコンビネーションで、北米の観客に深い感動を与えることができました。
3.主催者/共催者
国際交流基金、沖縄県、巡回各地の日本大使館/総領事館及び現地共催団体
4.主な演目
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かりゆしの舞
高平良万歳
伊野波節
かせかけ
しょんだう
武の舞
打組 鳩間節
若衆踊りメドレー
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5.公演実施時期及び期間:
平成12年3月1日(沖縄発:3/2本邦発)~平成12年3月31日(本邦着)
6.公演予定地及び会場(巡回地順)
ロス・アンジェルス公演(3月4日(土)及び5日(日)
於:日米劇場 (日米文化会館)
その他、3月6日(月)には、UCLAにて交流プログラムを実施。
トロント公演(3月11日(土)及び12日(日))
於:プレミエ・ダンス・シアター (ハーバー・フロント・センター)
なお、3月11日(土)は昼と夜の2回公演。
オタワ(3月17日(金))
於:文明博物館
その他、3月15日(水)に交流プログラム、16日(木)には2度の小公演を実施。
ニューヨーク(3月23日(木)及び24日(金))
於:ジャパン・ソサエティー
その他、3月20日(月)には、国連本部における小公演を実施。
ワシントンD.C.(3月29日(水))
於:アイゼンアワー・シアター (ケネディー・センター)
その他、3月26日(日)は桜祭りのオープニングに出演、28日(火)には、在米国大使公邸にて小公演を実施。
本公演9回で約5,000人、ワークショップ、レクチャーデモンストレーション及び小公演等が9回で約2,000人の観客を集客することに成功しました。
(写真提供:沖縄県立芸術大学・沖縄コンベンションビューロー)
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