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軍縮・不拡散


防衛庁陸上自衛隊陸将補の派遣

平成16年7月26日

  1. 防衛庁陸上自衛隊化学学校長(さいたま市)秋山 一郎陸将補は、8月1日より、化学兵器禁止機関(OPCW)技術事務局査察局長に就任することとなった。
     なお、秋山陸将補は、97年6月から2002年6月までOPCW査察局長を務めている。

  2. OPCWは、化学兵器禁止条約(CWC)に基づき、化学兵器の禁止遵守を確保するため、締約国の申告に基づいて化学兵器廃棄関連施設および一定の化学剤を生産する産業施設への査察などの検証措置等を実施する国際機関である。秋山陸将補は、OPCWの検証活動の中核を担う査察局の局長として、OPCWが世界各地で実施する査察活動の指揮・監督に当たることとなる。

  3. CWCは、化学兵器という一つの範疇の大量破壊兵器を完全に禁止し、廃棄させるのみならず、締約国による遵守を確保するための効果的な検証制度を有する画期的な条約である(現在締約国164カ国)。わが国は、CWC実施機関としてのOPCWの役割を重視しており、秋山陸将補が再び査察局長として活躍することを強く期待するとともに、引き続きOPCWの活動を支援していく考えである。

    (参考)化学兵器禁止機関(OPCW)は、化学兵器禁止条約 (97年4月発効)に基づきオランダのハーグに設置された国際機関。OPCWは1997年の発足以来、締約国64か国に存在する746の施設に対し、のべ1,700回を超える査察を実施してきている。


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