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軍縮・不拡散


化学兵器禁止機関(OPCW)第9回締約国会議

平成17年4月

 2004年11月29日~12月2日、化学兵器禁止機関(OPCW)第9回締約国会議(於:ハーグ)が開催され、我が国を含む124ヵ国が参加し、以下の事項が承認等された。なお、未締約国であるコンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ホンジュラス、イスラエル及びイラクがオブザーバー参加し、国連、国際原子力機関(IAEA)、国際赤十字委員会、アラブ連盟、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会が参加した。

1.リビアの化学兵器生産施設の平和目的転換

 リビアは2004年1月に化学兵器禁止条約に加入したが、同条約検証附属書第5部を踏まえ、リビアが保有している化学兵器生産施設をエイズやマラリアなどに対する薬を製造する製薬工場に転換することを要請していた。今次締約国会議において、このリビアの要請が承認された。

2.成果主義予算の導入

 成果主義予算(達成すべき成果を基準として予算編成を行うこと)は、1990年代後半から国連関係機関で検討されてきたものであるが、OPCWにおいては2005年予算から導入されることが承認された。これに伴い、同予算にOPCWの「目的及び活動指標」が記述されることになった。

3.我が国の執行理事国選出

 執行理事会は各地域から合計41ヵ国が2年の任期で選出される。今次締約国会議においては、アジア地域から我が国、中国、韓国、インド及びサウジアラビアが2005年5月~2007年5月までの任期で選出された。


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