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軍縮・不拡散


オーストラリア・グループ(AG)総会
(概要)


平成16年6月21日


 6月7日~10日、パリにて開催されたオーストラリア・グループ(AG)(注)総会の概要以下の通り。
  1. アウトリーチ活動の強化
     大量破壊兵器(WMD)の拡散が国際社会の平和と安定にとって引き続き深刻な懸念となっている中、今次会合においては非AG参加国、特に中継貿易国に化学・生物兵器関連物資等の輸出管理体制の強化を働きかけるための具体的な提案が合意された。

  2. 規制強化
     対植物の病原菌5品目の規制品目リストへの追加が合意された。他方、2002年以降、対テロの観点から輸出管理対象品目の拡大が検討されてきたが、生物剤の散布に使用されうるスプレーヤー(噴霧器)の新規規制、化学兵器前駆物質の規制対象拡大については今次会合でも合意されず、引き続き検討されることとなった。

  3. 参加国の拡大
     今次総会において、リトアニア、スロベニア、マルタ、エストニア、ラトビアの5ヵ国の参加が合意され、AG参加国は38ヵ国となった。

  4. 次期総会
     AG創設20周年にあたる次回会合は、2005年4月、オーストラリアにて開催される予定。

(注) AGは、1985年、化学・生物兵器関連物資・技術の拡散を防止するため、オーストラリアの呼びかけにより設立。



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