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軍縮・不拡散


オーストラリア・グループ(AG)総会・結果概要

平成13年10月6日

  1. 10月1日から4日、パリでオーストラリア・グループ(AG)総会が開催された。AGは、生物化学兵器(CBW)関連汎用品の供給能力を持つ国、或いはその中継貿易国で構成されており、本年からは新たにブルガリアの参加を得、参加国は33カ国及び欧州委員会となった。総会は、政策会合、情報交換会合、実施取締専門家会合の3会合で構成されている。

  2. 本年は、9月11日の米同時多発テロの犠牲者への哀悼の意を示すため、会議冒頭に1分間の黙とうが行われた。総会全体を通じ、生物・化学兵器を使用したテロに大きな焦点が当てられ、この分野でのAGの果たす役割は大きいとの認識が共有された。

  3. AG参加国は非参加国に対し、生物・化学兵器拡散の懸念についての問題意識を共有し、実効的な輸出管理制度の導入を奨励することを目的とした活発なグループ以外の国への働きかけの活動を二国間、或いはAG議長国(オーストラリア)を通じて行っている。昨年より立ち上げられたウェブサイト(www.australiagroup.net)(英語)は、そのための役割もあるほか、一般向けにも公開されている。このウェブサイトには、本年より仏語、西語の翻訳が付されることとなった。

  4. 情報交換会合では、懸念国或いは懸念機関による生物化学兵器(CBW)開発の昨年総会以降の進展についての情報交換が行われた。

  5. 実施取締会合においては、近年の技術的発展に伴う規制品目リストの見直しを行い、いくつかの品目についてのデータを更新した。

  6. 次回総会は、2002年6月にパリにて開催される予定。


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