第4章 国際社会で活躍する日本人と外交の役割


第3節 海外における日本人の渡航、生活の安全と安心の増進に向けた取組

【総  論】

 国際間の交流が深まる中、海外在留邦人数は、2005年時点で戦後初めて100万人を突破するなど、海外で活動する日本人は年々増加しており、これに伴い、在外公館の領事サービスへのニーズは増加・多様化している。このような状況の中、外務省では、国民の利益の保護・増進を図るため、海外での国民の安全確保の対策を進めるとともに、各種行政サービスの的確な遂行、海外での生活・活動支援のため種々の施策を実施するなど、国民のニーズに対する的確かつきめ細かい対応に努めている。




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