第3章 分野別に見た外交 |
(4)日本語普及
現在、海外では235万人余りが日本語を勉強している(2003年国際交流基金調べ)。近年、学習目的も多様化し、従来の就職・留学のような実利目的のみならず異文化理解、アニメ・マンガ等への関心を動機とする学習者が急増している。外務省では国際交流基金を通じて、日本語教育専門家の海外派遣、海外の日本語教師及び外交官等の訪日研修、日本語能力試験の海外実施、日本語教材の開発・寄贈等を行っている。また、学習者の約65%が初・中等教育機関に所属していることから、国際交流基金日本語国際センターでは、これらニーズにこたえるための取組を行っており、若者向けの映像教材「エリンが挑戦! にほんごできます。」を作成した。 |
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