第2章 地域別に見た外交


(3)シリア・レバノン情勢

 2月のハリーリ・レバノン元首相暗殺事件以降、レバノン国内では反シリアの動きが高まり、両国を巡る情勢が流動的となった。国連では関連安保理決議により、国連国際独立調査委員会(UNIIIC)が設置され、真相解明のため調査が行われており、容疑者に対しては制裁措置をとることが決定されている。日本は、UNIIICに警視庁の鑑識専門家3名を派遣するなどの協力を行っている。




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