(愛・地球博)
2005年日本国際博覧会(愛・地球博)は、半年間の開催期間中に、外国人も含めて当初の目標を大きく超える2,200万人の入場者を集める大成功を収め、外国人旅行者の訪日を促進する「ビジット・ジャパン・キャンペーン」推進にも大いに役立った。また、各国の伝統・文化等を紹介するナショナルデー等の機会には、王族や元首等合わせて100名近い各国の要人が日本を訪問し、日本政府要人と会談するなど日本外交にとって二国間の良好な関係を維持する上からも貴重な資産となった。加えて、日本が「自然の叡智」というテーマで万博を成功させたことは、日本が環境問題を真剣にとらえている国であるという対外イメージを高め、パブリック・ディプロマシー(対市民外交)にも貢献した。
▲6月に「愛・地球博」の長久手会場を訪問された皇太子殿下(写真提供:中日新聞)
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