第3章 分野別に見た外交
【地球環境問題への取組の効率化】
厳しい財政事情の下、環境に関連する様々な条約が個々にその義務の実施を進めていくのではなく、相互に情報を共有し無駄な作業を省いていく等いわゆる相乗効果の問題が重要視され始めている。例えば、国連地球環境開発会議(いわゆるリオ・サミット)を起源として作成されたいわゆるリオ3条約(砂漠化対処条約、生物多様性条約、そして気候変動枠組条約)の間では相乗効果に向けた議論が積極的になされ、日本としても説明責任、費用対効果の考えから積極的にその効率化に向けて努力を重ねている。
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