(3)国際場裡における取組
2003年4月の国連人権委員会における「北朝鮮の人権状況決議」及び「強制的失踪決議」の採択のほか、3月の土屋外務大臣政務官及び2004年3月の松宮外務大臣政務官による国連人権委員会における日本人拉致問題の指摘、9月の国連総会一般討論演説での川口外務大臣による日本人拉致問題の提起、強制的失踪作業部会での日本政府からのプレゼンテーション等、国連の場において広く日本人の拉致問題の解決の重要性を訴えるとともに、エビアン・サミット、ARF、ASEM、ASEAN+3、APEC等国際場裡においても本問題を取り上げ、国際世論を喚起してきているところである。また、政府としては、各国との首脳及び閣僚等との会談において、拉致問題に関する日本の立場と解決の重要性を訴えてきており、これに対し、各国からは理解と支持が示されてきている。