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国際主要事項

2002年1月1日~12月31日

日本関係   国際関係
3月
1日 米国同時多発テロで行方不明になった日本人24名全員の死亡が法的に確定。      
1日 米国は、日本のりんごにかかわる植物検疫措置がWTO協定に反するとして、WTO紛争解決手続開始を要請。      
      3日 スイスで国連への加盟の是非を問う国民投票が行われ、加盟支持が過半数を得る。
      4日 国連の管理下に置かれているユーゴスラビア・コソボ自治州議会が、初代の自治政府議長にルゴバ氏を選出。
5日 ブッシュ米大統領は、日本の鉄鋼14品目の輸入に対するセーフガード(緊急輸入制限)措置の決定を発表。20日、同措置を発動。      
      7日 アナン国連事務総長がイラクのサブリ外相と国連本部にて会談。
8日 川口外務大臣が崔成泓〔チェソンホン〕韓国外交通商相と会談(東京)。      
      10日 アラブ連盟定例外相会議は、アブドラ・サウジアラビア皇太子が提案した中東和平構想を支持(カイロ)。
11日 警視庁が、1983年に欧州で失踪した有本恵子氏は北朝鮮に拉致された疑いがある旨発表。   11日 パレスチナ自治区で、イスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人が40人以上死亡。
      11日 イスラエル首相府は、事実上の軟禁状態にあったアラファト・パレスチナ自治政府議長の移動を自治区内に限って認めると発表。
      12日 ロシアを訪問中のカルザイ・アフガニスタン暫定行政機構議長が、プーチン大統領と会談(モスクワ)。
      12日 安保理は、パレスチナ国家の将来的な樹立を肯定し、すべての暴力行為の停止を求めた決議1397を採択。
13日 イワノフ露外相が下院で、「日本との間では国際条約によって国境が画定されていない。国境画定問題の解決の模索が進められている。」と発言。   13日 ジンバブエの選挙管理委員会は、大統領選挙で現職のムガベ氏の当選を発表。欧米諸国は選挙を不正なものとして非難。
14日 小泉総理大臣が、初めて訪日したムシャラフ・パキスタン大統領と会談(東京)。      
      14日 セルビア、モンテネグロ両共和国指導部は、ユーゴスラビア連邦を再編し、新たな国家連合を形成することで合意。
      14日 イスラエルを訪問中のジニ米中東特使が、シャロン首相と会談し、同国とパレスチナの停戦に向けた調停活動を開始。
      16日 サウジアラビアを訪問中のチェイニー米副大統領が、ファハド国王やアブドラ皇太子等と会談。サウジアラビアは、イラク攻撃のために米国が同国の基地を使用することを拒否(ジッダ)。
      17日 パキスタン・イスラマバード市内の外交団地区のキリスト教会で爆発事故が発生し、5名が死亡、日本人1名を含む40名以上が負傷。
18日 ロシア下院は、領土問題の存在を認めた従来のアプローチを見直す可能性を検討することなどをロシア指導部に対して要請する勧告案を配布。   18日 イスラエルとパレスチナ自治政府が、パレスチナ自治区に駐留しているイスラエル軍の撤退で合意。翌日未明までに撤退が完了。
19日 政府は、京都議定書の締結に先立ち地球温暖化対策推進大綱を改定。      
20日 日本は、米国の鉄鋼セーフガード発動についてWTO紛争解決手続開始を要請。      
22日 韓国を訪問中の小泉総理大臣が金大中〔キムデジュン〕大統領と会談(ソウル)。   22日 18日より開催されていた開発資金国際会議がモンテレー合意を採択して閉会(メキシコ・モンテレー)。
22日 北朝鮮の赤十字会は、日本人行方不明者の調査事業を継続すると発表。      
27日 参議院本会議で2002年度予算が成立。   27日 アラブ連盟定例首脳会議は、アブドラ・サウジアラビア皇太子が提示した中東包括和平案をベイルート宣言として採択(ベイルート)。
      28日 安保理は、国連アフガニスタン支援団(UNAMA)の設置を承認する決議1401を採択。
      29日 シャロン・イスラエル首相が、アラファト・パレスチナ自治政府議長を「敵」と宣言。イスラエル軍が自治区ラマラに侵攻し、議長府を包囲。
      29日 イスラエル軍が、パレスチナ自治区のジェニンとナブルスに侵攻し、自治区の占領を拡大。
      30日 安保理は、ラマラ等のパレスチナ自治区の都市からイスラエル軍が撤退することを求める決議1402を採択。
      30日 エリザベス英皇太后が101歳で死去。

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