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国際主要事項

2001年1月1日~12月31日

日本関係   国際関係
4月
      1 南シナ海上空を飛行していた米海軍の哨戒機 EP-3と、中国軍のF-8戦闘機が空中で接触し、戦闘機は墜落。哨戒機は中国南部の海南島に緊急着陸。
      2 訪米中のムバラク・エジプト大統領がブッシュ大統領とホワイトハウスで会談し、イスラエルやパレスチナ自治区で続く暴力事件への対応などを協議。
3 文部科学省による教科書検定で、新しい歴史教科書をつくる会が中心となって執筆した中学校歴史教科書が合格。
     
      5~17
江沢民中国国家主席が、アルゼンチン、ウルグアイ、キューバ、チリ、ブラジル、べネズエラの中南米6か国を訪問。
6 森総理大臣が、閣僚懇談会で退陣を公式に表明。
  6 北朝鮮とクウェートが国交樹立。
      6 台湾を訪問中の、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ十四世が、李登輝氏と会談。
7~8
第3回日中韓環境大臣会合が開かれ、京都議定書に不支持を表明した米国に対し、議定書の早期発効に向けて積極的に取り組むよう望む内容の共同声明を発表(京都)。
  7 モルドバの大統領に、ウラジーミル・ボロニン共産党委員長が就任し、旧ソ連圏内で共産党政権が初めて復活。
9 河野外務大臣と川口環境大臣が、来日したEUトロイカ代表団とそれぞれ会談。日本とEUは、米国の京都議定書不支持に対する懸念を共有するとともに米国の参加の重要性を確認。
  9~10
EU外相理事会で、バルカン地域安定策の一環として、マケドニアとの安定協力協定に調印(ルクセンブルグ)。(施行は2002年1月1日。)
      10 オランダにて、一定の条件下で安楽死を容認する法律が成立。国家レベルでの安楽死合法化は世界で初めて。
      10 プーチン露大統領がサンクトペテルブルグでシュレーダー独首相と会談し、ロシアの対外債務問題や欧州安全保障全般について意見交換。
      11 シラク仏大統領が、パリ訪問中のパウエル米国務長官と会談し、ブッシュ政権が推し進めようとしているNMDに対する懸念を改めて表明。
      11 中国政府が、1日に中国軍戦闘機と接触し、緊急着陸した米軍哨戒機EP-3の乗員24名の出国に同意。
12 森総理大臣の後継を選ぶ自民党総裁選に、麻生経済財政担当大臣、橋本行政改革担当大臣、亀井自民党政調会長、小泉元厚生大臣の4氏が立候補。
     
14 ハーグ事件で拘留中の日本赤軍最高幹部重信房子被告が日本赤軍の解散を宣言。
     
      16 イスラエル軍が、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃でイスラエル兵1名が死亡したことへの報復として、レバノン領内にあるシリアのレーダー基地を空軍機で攻撃。
      17 パウエル米国務長官は、悪化する中東情勢に深い懸念を表明。
      18 プーチン露大統領が、モスクワ訪問中のラマダン・イラク副大統領と会談し、二国間関係や国連の対イラク制裁問題などについて協議。
22~26
李登輝氏が、心臓疾患の治療のため訪日。
  22 米州首脳会議で、米州自由貿易地域(FTAA)を2005年12月までに発足させることを明記したケベック宣言に各国首脳が調印(ケベック、カナダ)。
23 えひめ丸衝突事故でファーゴ太平洋艦隊司令官が処罰等を発表。
     
23 政府が、中国からの輸入が急増しているねぎ、生しいたけ、畳表に対しセーフガード暫定措置(200日間)を発動。
     
23 イスタンブールにあるホテルをチェチェン系トルコ人らの武装グループが占拠。邦人も人質となったが全員無事解放。
     
24 自民党総裁選の結果、小泉元厚生大臣が第20代総裁に就任。
  24 米台軍事協議開催。米国側はキッド級駆逐艦やディーゼル潜水艦等の大型武器供与を認めた(米国)。
24 外務省機能改革会議が河野外務大臣に提言を提出。
     
26 小泉自民党総裁が衆参両院の総理大臣指名投票で第87代総理大臣に選ばれ、自民、公明、保守3党による連立内閣が発足。
     
      29 プーチン露大統領は、モスクワ訪問中の唐家中国外交部長と会談。

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